私が断捨離するようになったのは2020年頃に『フランス人は10着しか服を持たない』を読み、モノを所有する価値観がガラリと変わったからです。
自分がモノを持ちすぎていると気づきました。
ブルジョワマダムがワンシーズン10着!?
それまで富の象徴はモノをコレクションすることだと思っていた私には驚きでした。
カッコいい!!
私も真似したい!!
当時は、流行していた大粒バロックパールのネックレスや、ディナー用の凝った鹿革のバッグや、茶器や工芸品などを買ってコレクションすることに夢中でした。
シルクやカシミヤのニットを何枚も持ち、コートも何着もあって、1週間、毎日違う服を着ることが楽しみでした。
当時の洋服の総数は200点ほど。
それが、2年ほどかかりましたが今ではオールシーズン40-50点に収まっています。
2年の間に物欲のリバウンドがあり、「本当にこれで正解なの?」と頭がズキズキと痛くなるほど悩みながら捨てて捨てて、捨てまくり。
今では捨てて本当に良かったと思います。
モノと一緒に、見栄や、心のヘドロまで捨てられて、今は物欲がほとんどありません。

フランス人は10着しか服を持たないを読んで参考になったのは、どのアイテムを組み合わせてもコーディネートできるようにするということ。
ワードローブ選びは人によって、また住んでいる場所やライフスタイルによって変わってくる。
(中略)自分自身のライフスタイルや個性も考慮に入れる。
10着のワードローブは、どれもほかのアイテムと組み合わせが利くようになっている。最小芸のワードローブでは、いろいろな組み合わせができることが重要だ。
フランス人は10着しか服を持たない
ちなみに200着あった私の服はバリエーションが豊富で、それぞれテイストが違うのでコーディネートしづらく、使いこなせていない服が沢山ありました。
服を200着持っていた時の愛用ブランド
- MARGARET HOWELL
- TOMORROWLAND
- iena
- IENA LA BOUCLE
- MACKINTOSH LONDON
- United Arrows
- Deuxieme Classe
- UNTITLED
- 23区
- ESTNATION
- URBAN RESEARCH
- ROPE
- 45rpm
- evam eva
- pristine
全体的に「シンプル綺麗めブランド」ではありますが、ブランドによって少しずつテイストが違うので、それぞれ合うようで合わないのです💦
トラッド寄りだったり、モード寄りだったり、ナチュラル寄りだったり、オフィス向けだったり、ボーイッシュだったり、フェミニンだったり。
ブランドを統一した後
- TOMORROWLAND (ボトムス&アウター)
- Beauty&Youth United Arrows (Tシャツなど)
- UNIQLO (いろいろ)
- evam eva (厳寒期ニット)
「フェミニンすぎず、シンプルで品の良い服」をテーマに決めてここまで絞りました。
この4ブランドだったらコーディネートしても大丈夫(たぶん😂)
ライフスタイルを決める
洋服ブランドを絞り込む時にハゲそうなほど悩んだのはこの4つです。
(円形脱毛症になりやすい体質なので💦笑)
- 好きでも自分に似合うとは限らない!
- 綺麗目とカジュアルの中間はどこ?
- デザインの良さと着心地の良さ両立しない!
- 今のライフスタイルに合うか?
そこで私はひたすら「私はどんな人生を送りたいのか?」と自問自答しました。
そして自分の理想のライフスタイルをこんな風に設定してみました。
- 年に1-2回キャンプに行きたい
- 日本中を旅したい
- 海外旅行に行きたい
- 資格に挑戦したい
- シンプルで清潔感のある装いがしたい
- すっきりと風通しの良い家に住みたい
ライフスタイルを明確にしたら、不要な服がハッキリして断捨離がかなり進みました!
今はこの理想のライフスタイルにかなり近づきつつあります(^^)
”ただやみくもに捨てる”というやり方だと、挫折しそうになったり、何度もリバウンドしました💦
試行錯誤してみて、「自分がこれからどう生きたいか」をハッキリさせることが大事かな、と思いました。