私が鬱を克服した方法

当ページのリンクには広告が含まれています。
ゆみ

このページでは、私が鬱の克服に必要だった要素をご紹介します。

個人的な経験談として読んでいただけたら幸いです。

目次

鬱克服に必要な4大要素

  • マインド
  • 食生活
  • 運動
  • 整腸

・・・以上です。

「なーんだ、一般的に言われていることじゃん。」と思ったそこのアナタ!!!!!!!

「鬱の本に書いてあるよ。知ってるよ。」と思ったそこのアナタ!!!!!

知っているのはわかっています。

じゃあ、この4つすべて、実践できているんですか!?!(笑)

できていませんよね!?!(笑)

っていうか、この4大要素って、どの病気の本にも書いてあります。

つまり!?

4大要素をキープできていれば健康になれるっつーことですわ。

これはマジで、健康になれます。

っていうか、幸せ感度が増して幸せになりやすくなります。

鬱だけではありません。

自律神経失調症、胃腸障害、排便、排尿、睡眠障害、不定愁訴、頭痛、口臭、排卵痛、生理痛、PMS、被害妄想、生きづらさ、HSP、不安障害・・・などなど全て改善します。

私がその証拠です。

あ、でも全くの別人のような超人になれるわけではありませんよ。

元々の素質や体質はありますから。

どんなに頑張っても私はスカーレット・ヨハンソンのような激しいアクションはできませんね💦

生まれつきの骨格や筋肉量が違いますから。

でも

マイナスからゼロに、ゼロからプラスに、は必ずできます。

そしてそのプラスを少しずつ積み重ねていくことで心身を安定させていくイメージです。

私の体調不良に関する記事はコチラ↓

こんな私でも鬱や不定愁訴と決別できたのです。

あなたにもきっとできます!

(注意:思い鬱病の方、精神疾患や持病をお持ちの方はこの限りではありません。かならず主治医の指示に従い、服薬を勝手に止めないようにしましょう。

マインド

決める

まず「自分は鬱を克服するんだ」と決めることです。

不思議なのですが、鬱の人のブログやSNSを見てみると、「鬱であることに浸っている」、もしくは「鬱から抜け出せないと思い込んでいる人」がすごく多いということに気づきます。

っていうか、私もそのうちの一人だったのですが。

なぜ鬱の沼にハマってしまうのでしょうか?

  • 治らないとあきらめている
  • 健康な自分が想像できない
  • 鬱であることがアイデンティティになっている
  • 鬱であることが特別のように感じている
  • どうせ何をやってもダメだから何も希望を持てない
  • 「鬱の自分=守るべき存在」と無意識に愛している

私なりに要因を色々と考えたのですが、いかがでしょうか?

他にも色々と要因はあると思うのですが、これらは「鬱であり続けることを決めている」という状態です。

最近は「引き寄せの法則」や「アファメーション」、「自己実現」など流行していますよね。これはスピリチュアルというより、脳科学的に理にかなっていると思います。

実は「決める」ことってすごく大事です。

「こうしよう」と強く決めることで、いつのまにかそちらの目標に向かって進めるように、脳が無意識に情報や感覚を広げ始めます。

騙されたと思って、「鬱を乗り越えられる」とまずは決めてみてください。

自分が妊娠して初めて「街中に妊婦さんってけっこういるんだな。」と気づいたり、欲しい車があると駐車場や街中で頻繁に目にすることが増えるような現象と同じです。

現状がどうであれ、「鬱を克服するぞ」と決めること。

がんばらなくていい。

ただ、決めるだけ。

そうすれば、少しずつ、自然と体が変わろうとします。

あ、すぐには変わりませんよ。

1-2ヶ月くらいは変わるまでにタイムラグがあります。

でも、「自分は良くなる」と決意することは今すぐできます。

すぐに諦めない

これは鬱の人には一番辛いですが、一番改善に効果があります。

鬱の揺り戻しがあった時に「やっぱりダメなんだー!!!」とイチイチ絶望しないこと。

鬱になりやすい人は、すぐに絶望する。

まあ、私なんですけど(笑)

悲観的になったとしても「自分は今より良くなる」と思うことを忘れないで。

イチイチ、自分や状況に評価をつけないで、淡々と生きようとしてみるだけでいい。

ちなみに「淡々と生きる」方法はコチラの本で知りました。

ゆみ

「淡々と生きる」方法があるのか、とこの本を読んで初めて知りました。

頑張り屋さんほど、淡々と生きづらいもの。

「鬱を克服するぞ」と決めるときに、克服した後の未来までは描く必要はありません。

ムリヤリ、輝かしい未来を描こうと思っても、現実とかけ離れているから余計に辛い。

そんな未来のこと、誰にもわからないですよ。

神様にだってわからないですよ。

あ、私の神様は亡くなったおじいちゃんですけどね。

自分への執着に気づく

  • 私は本当にダメな人間だ
  • 私は鬱だ
  • 私は役に立たない
  • 鬱で恥ずかしい
  • 病院ばかり行って恥ずかしい
  • 家にいて恥ずかしい
  • 私はカッコ悪い
  • 私は出来損ないだ
  • 私は愛されない
  • 私は可哀想
  • 私は被害者
  • 私は悪くない、悪いのは環境や周囲の人間

・・・・これら全て、自分への執着です。エゴ。

自分が、自分が、自分が、ジブンガー!!!!という自分のことしか考えられない状態。

自分を過大評価したり、過小評価したり、忙しいですね。

「自分中心に世界がまわっとるんか?!」と過去の私に突っ込みたいですね。

誰かに治してもらおうとしない

私は鬱が最も重い時は精神科医に対して「この現状をどうにかしてください」という気持ちでいました。

鬱から立ち直るきっかけになった夫と出会った後も、夫に対して「苦しいんだから、助けてよ!」と責めるような気持ちを持ち続けていました。

しかし、誰も、私のことを、癒したり、救うことはできませんでした。

誰かに治してもらおう、誰かにケアしてもらおうとしている限り、鬱は治りません。

周りの環境や人達は、きっかけやサポートを提供してくれるけれど、本当に鬱を乗り越えるかどうかは自分次第なんだよね。

メンタルを病んでいると、自分のことが大嫌いになる。

「こんなはずじゃなかった」と思う。

でも、大丈夫。

自分を癒す力は誰にでも備わっている。

被害者意識をやめる

「被害者意識をやめる」はなかなか辛いことです!

私はずっと自分は社会的弱者で、この腐った世の中の被害者だと思っていました。

会社員時代に面会した、ブランドで身を固めたチャラチャラした精神科産業医に「君は病気じゃない。被害者でもない。」と言われた時には「はぁ~~!!?!?!」と思いました。正直、めちゃくちゃ腹が立ちました。

沢山の責任を背負わされて、同僚の失敗の尻ぬぐいもさせられて体調崩した結果なんですけどおお!?!

メンヘラお局ヒステリーに付き合わされて罵倒されつづけて病んだんですけどお!?!

みんなが私を責めたり、ないがしろにするんですけどお!?!

・・・いや、でも、待てよ。

自分が被害者だと思い続けるということは、他責意識を持ち続けるということ。

「私は悪くない、周りが悪いんだ」と思いが自分を病気的な思考に追い込んでいるのかもしれない。

「職場でイチイチ落ち込んでいる若手社員って面倒くさいだろうな」という考えになった時に初めて「被害者意識をやめよう」と思えるようになり、薄皮をはぐように少しずつ少しずつ鬱が改善していきました。

チャラいブランド好きの精神科医に感謝ですね。

頭で考えない、体で感じる~思考に支配されない~

ブルース・リーの「考えるな!感じろ!」という有名なセリフは最高の名言です。

頭(左脳)で思考をこねくりまわすことが鬱の最大の原因と私は考えています。

頭で色々考えている時は体の感覚が非常に鈍くなり、おろそかになります。

嬉しいのか、義務なのか、空腹なのか、軽いのか。

わからなくなってしまいます。

思考に支配されている時に体の感覚に注意を向けることは非常に困難です。常に脳内に言葉やうるさい音楽が流れている状態で「どうすべきか」「今後の予定は」「過去の過ちは」と考え続けて、更に辛い感情までリアルに呼び起してみたり。

どなただったか、忘れてしまったのですが、とある精神科医がこの状況を「セルフSM」と呼んでいる記事を見て笑ってしまいました。

本当にそうですよね。

思考の中で自分を痛めつけては「うわわわ~( ;∀;)」となっているのですから。

本来、私たちは動物的な直感が備わっているはずです。

太陽が眩しいと感じたり、食べ物を純粋に美味しいと感じたり、喜びを感じたり、また直感的に危険や不愉快さを感じる自由もあるはずです。

しかし、忙しい情報社会の中で私たちは左脳優位の思考ばかりに頼って生きるようになり、人間関係の中での立ち位置やパフォーマンス、スクールカーストでの地位、職業の違いなどで幸せの度合いを計ろうとするようになりました。

我慢ばかりして、良い子を演じようとして正解がわからず、ヘトヘトになった末に鬱になる人は多いのではないでしょうか。

私の経験上、思考による支配から距離を置くことで体の感覚を取り戻した結果、鬱はかなり軽減することができました。

食生活

鬱になりかけの人や自律神経失調症で苦しんでいる人の多くは、糖質過多でカフェイン中毒、胃腸障害や味覚障害で必要な栄養が摂れずに栄養失調になっている人が多いのではないでしょうか?

私は栄養士でも医師でもありませんが、これまで鬱や自律神経失調症を克服する為に沢山の本を読み、自身の経験から、健康を改善する為に必要なことがわかってきました。

  • 糖質を摂り過ぎないこと
  • 小麦粉を摂取しすぎないこと
  • 動物性・植物性たんぱく質を積極的にとること
  • ビタミンを摂取すること(サプリ可)
  • ミネラル(サプリ可)
  • カフェインを摂りすぎないこと

私たちの体はタンパク質でできているのに現代人の多くはパン、ごはん、麺類、スイーツでお腹を膨らませています。

それはまるで、ペラッペラの鉄板でできた車にガソリンだけを常に投入しているようなものです。ちょっとガードレールに当たっただけでペシャンコになって、治そうとしても直りづらかったり、逆に壊れてしまうイメージです。

つまり、栄養不足だと落ち込みやすくなったり、疲れやすくなったり、疲労回復しづらいってことです

私が糖質依存を抜け出した時のエピソードや、食生活に関してはこちらの記事をご参照ください。

運動

運動の効果

運動の健康効果はすごいです。

運動すると・・・

  • 基礎代謝が上がる
  • 基礎体温が上がる
  • 内臓の調子が良くなる
  • 食欲が正常化する
  • 肌荒れが改善する
  • 睡眠障害が改善する
  • 心身の疲れのバランスが取れる
  • セロトニンの分泌が活性化する
  • 頑張らなくても気持ちが自然と前向きになる

最後に書いた、「頑張らなくても気持ちが自然と前向きになる」というところが最大のポイントです。

何らかの難病や特異な疾患を抱えていない限り、温泉に入った後にイライラして怒りっぽくなる人はいないと思います。温泉に入った後はリラックスしやすく、ホッとしたり、幸せな気持ちになりやすいですよね。

血の巡りが悪く、筋肉量が少ないと必然的に鬱っぽくなります。

私が通っていた休職者向けのデイケアの参加者全員、運動習慣がありませんでした。

デイケアでヨガ体験のプログラムがあったのですが、私を含む全員がちょっとした動きにヒーヒー叫び声を上げていたことが非常に印象的でした。

運動を習慣化するようになってから、メンタルが劇的に安定するようになりました

イライラしにくい、疲れにくい、ポジティブになる・・・良いことばかりなので今では運動をやめられません。

運動習慣が無いとどうなるか

  • 根拠なく自信が無い
  • 姿勢が悪くなる
  • 常に余裕が無い
  • メンタルが不安定になる
  • 怒りっぽくなる
  • 頭ばかり疲れて不眠の原因になる
  • 整腸しづらい
  • 疲れやすく回復しづらい
  • 薬に頼りがちになる

全て、過去の私です。

運動習慣がつくと、必ず、これら全て改善・解決します。

気分転換の落とし穴

「気分転換しましょう」と一般的にいわれることですが、次のような気分転換は要注意です。

  • ゲーム
  • スイーツ
  • 買い物
  • 飲み会
  • マンガ・読書
  • 映画鑑賞
  • ネットサーフィン
  • 没頭できる趣味(ハンドメイド・機械・プラモデルなど)
  • 料理
  • 寝る

映画を見て思いっきり泣くと心がスッキリして「明日から頑張ろう!」と思えますが、疲れやすい体質は変わりません。

飲み会で楽しい気分!でも、悩みがちな性格は変わりません。

私は完全にインドア派で運動が大嫌いでしたので、ひたすら寝るとか、映画を見るとか、ハンドメイドに没頭するとか、体を動かさない気分転換ばかりしていましたが、それが鬱や自律神経失調症を発症し、長引かせる最大の原因だったと確信しています。

ダラダラとテレビやスマホでSNSを観るのも最高の贅沢のように感じますが、観終わった後は頭がどっと疲れませんか?

気分転換をするなら、頭をそこまで使わず体を動かす次のようなものがオススメです。

  • 散歩
  • 釣り
  • キャンプ
  • スポーツ全般
  • ボウリングやトランポリンなど体を動かす娯楽
  • ラジオ体操などの軽めの運動
  • ダンス

そして気分転換する時も大切なのは、ブルース・リーの「考えるな、感じろ」です。

体を動かして直感を信じることです。

「キャンプが良いって聞いたから」と直感では「イヤだな」と感じているのに義務感でやってしまったり「ボウリングが下手で恥ずかしい」と頭で色々考えてしまわないこと。鬱の人はついやってしまうんですよね。

整腸

内臓は第二の脳

「はらわたが煮えくり返る」

「腹が立つ」

「腹の底から笑う」

「腹が決まる」

「腹が黒い」

・・・「腹」に関する慣用句はこれら以外にも沢山ありますよね。

昔の人は、感情がお腹に宿り、意識がお腹にあるという解釈を持っていました。

ストレスで胃がギュッと縮むような感覚、緊張で下痢をしたり、疲労で胃がもたれたり、はたまた潰瘍ができてしまったり。笑顔でいようとしても、胃腸は正直です。

胃腸が整うとメンタルは必ず改善します。

腹式呼吸は内側から内臓をマッサージするので整腸作用があり、また副交感神経を優位にするので心がラクになります。

まとめ

長くなってしまいましたが、鬱を克服するためには最低でも4つの習慣を整える必要があることがわかっていただけたでしょうか??

  • マインド
  • 食生活
  • 運動
  • 整腸

鬱で苦しんでいる人は自分を責めますよね。

私が悪いんだ、私は誰からも必要とされていないし役に立たないし、生きる意味も無い。

いやいや!!

悪いのはあなたではない!

あなたのクセと習慣です!!

そう思ったら、気がラクになりませんか?

習慣を変えるのは少し難しく感じるかもしれません。めちゃくちゃ時間がかかるかもしれない。

でもその先に必ず幸せで明るい未来が待っています。

だいじょうぶ。

あなたには、強く生きる力があります。

あなたには、幸せになる権利があります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次