あなたが見ている世界は、あなたが創っている

当ページのリンクには広告が含まれています。

「あなたが見ている世界は、あなたが創っている」
よく、聞くフレーズですよね。

以前は、理解できませんでした。

「そんなワケない。」

マインドフルネスで感覚を磨くと、「自分が見ている世界は、自分で創っている」ということが、ありありとわかるようになります。

例えば、自分責めがクセになっていた1年前の私は2ヶ月に1度の頻度で円形脱毛症になっていました。

「あぁ、また抜けたか」と落ち込み、人の髪の毛が気になるようになります。

街や電車の中で、エスカレーターで、エレベーター内で、人の頭皮や毛量を無意識にチェックするようになります。

ツヤツヤでフサフサの髪の毛の女性を見て「悩みが無さそうだなあ」と思い、「うらやましいなあ・・・それに比べて私は」とひがみはじめる。

「世の中で円形脱毛症になっているなんて、私だけなんじゃないの」なんてツライ物語の主人公になってみたりする。

そして、よりジックリと人の髪の毛を観察すると、意外と多くの人がウィッグを被っていることに気づき始める。自分の毛が抜けるまでは全く気付かなかったことに気づくようになる。

そして、2ヶ月ほど経って、私の毛が生え始めた頃、人の髪の毛への関心度が急激に下がる。

そう、「円形脱毛症になった可哀想な私が、街中の人の毛髪を観察する世界」の終わりだ。

この段階にくると、人の頭髪なんか見ない。羨ましくもなんともない。自分も「生きづらい世の中の被害者」じゃない。

次は、娘に「ママのお尻、垂れている」と言われたことがキッカケで、街中の女性のお尻を観察する苦悩の世界を旅するのだろうか。

人は、自分の関心のあることしか見ない。見えない。無意識に誰かを好きだと思うことも、嫌いだと思うことも、自分の一存で変えることができる。幸せだと感じるのも、不幸だと感じることも、流れるように変わる。

そしてその度に、見える世界は変わってくる。

これが、「自分の世界は自分で創る」という私なりの解釈だ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次