
物心ついたころから虚弱体質で胃腸が弱く、10年近く自律神経失調症やうつ状態、不安に悩んできた私が瞑想で改善できたと思うことを紹介します。
瞑想で改善が期待できること
体調の改善
- 虚弱体質
- 食欲不振
- 便秘
- 下痢
- 痔
- 生理痛
- 排卵痛
- 腰痛
- 肩こり首こり
- おへそ周りの硬さ
- 腹部のドクドク拍動
- 就寝中の歯の食いしばり
- 寝つきの悪さ
- 頭痛
- 肌荒れ
- 自律神経失調症



私が実感したことだけでも、こんなに沢山あります。
病気というほどでもないけれど、ダルくて辛い不調は誰にでも経験はありますよね。
血液検査や内視鏡検査で異常が無いのに体調がすぐれない、いわゆる『未病』に効果があると感じられました。
*注意*これらは改善が見込めるということであり、体調がひどく優れない方は必ず専門医の診察を受け、指示に従ってください。
メンタルの改善
- イライラ
- クヨクヨ
- 怒り
- 悲しみ
- 不安
- 恐怖
- 恨み
- 緊張
- 自己肯定感の低さ
- 無価値感
- 自己否定
- 虚栄心(見栄)
- 憂鬱な気持ち
- 不健康な物欲



これら全て改善したの?



全く無くなったわけではなりませんが、程度の強さを数値で表すなら10→3くらいに変わったと思います。不健康な物欲に関してはほぼ0です。
瞑想で体調が改善するワケ



瞑想で体調が改善する理由を考えてみました。
腹式呼吸
瞑想の腹式呼吸によって腹部の筋肉を使うことで、横隔膜やその周辺の筋肉を刺激し、内臓を動かすことができます。
腹式呼吸は体の内側から体をマッサージするようなイメージです。
深く呼吸することで全身の血の巡りが良くなり、自律神経が整ったり、筋肉のこわばりが軽減したり、むくみが取れやすくなったりします。
お風呂上りなど血の巡りが良いときは気分がよくなりますよね!腹式呼吸を習慣づけると、お風呂上り以外でも血の巡りが良い状態を保てます。



私の場合、30分間しっかり瞑想をした全身の効果は2.5日ほど続きます。
イメージ療法
『痛い場所はどこかな?そこに綺麗な空気を送ってあげよう』とイメージするだけで、体調改善が期待できます。
これをイメージ療法をといいます。
日本ではあまり知られていませんが、アメリカの医療現場では、イメージ療法は心身の 健康増進 や 症状緩和 に用いられています。
スポーツ選手が成功のイメージトレーニングをするのと同じです。
何度もイメージすることで、体がそのイメージに近づきます。
- お腹に溜まったガスが排出されるイメージ
- 頭痛のかたまりが流れるイメージ
- いぼ痔が収縮して小さくなるイメージ
- 全身に血が巡るイメージ



イメージの力は想像以上にスゴイです!
脳の沈静化
瞑想を始める前は不愉快なことを思い出しては『今度会ったらこう言ってやろう』とイライラして、実際には起こりえないことまで想像して怒りを爆発させ、舌打ちまでしていました。
コミュニケーションで失敗した時は、『穴があったら入りたい・・・』と何日も引きずるような性格でした。
瞑想では不愉快な相手を許すとか許さないとか考える必要が無く、自分のせいだと責める必要も無く、手放して流すことで次に進める自分がいることに気づけます。
怒りをコントロールしたり我慢したり、甘いもので紛らわせなくて済みます。



ストレスが溜まると甘いものが食べたくなってしまうんですよね・・・
瞑想のデメリット
セルフメディテーションのデメリットは今のところ感じていません。
強いて言えばある程度まとまった時間が必要ということでしょうか。
電車内や銀行の待ち時間などの隙間時間にミニ瞑想をすることは可能ですが、脳をしっかり鎮めるには最低でも30分ほどは必要です。また家族が瞑想している部屋に乱入してきたり、騒がしい環境だとなかなか集中できない(環境が整わない)という難しさもあります。
鬱状態が重い方、トラウマが強い方、双極性障害の方などは症状が悪化することがあると言われていますので、実施する前に必ず医師に確認するようにしてください。
私が鬱状態になった2008年頃は、メンタルクリニックでの治療は投薬と休養、認知行動療法、復職デイケアでのグループワークなどが主な選択肢でした。
今調べてみると瞑想(マインドフルネス)やヨガを推奨しているメンタルクリニックがいくつもあり、だいぶ変わったなあという印象です。



瞑想を取り入れているメンタルクリニックについても調べてみようと思います。