現在私は41歳。10歳と8歳の娘達と優しい夫と、幸せな日々を過ごしています。
でも、
現在の「幸せ」にたどり着くまでは沢山の挫折、病気、心の苦しみがありました。
「ありのまま」を否定して、生きづらさに苦しんだ日々
幼少期から「人はなぜ生きるのかな」と考えるような静かな子どもだったと思います。
両親はそんな私のことを「子どもらしくない」「何を考えているのかわからない子」と育てにくかったようです。「親の期待どおりに行動しない子」「考え方が歪んでいる」「ロクなオトナにならない」と叱られることがよくありました。
両親なりに一生懸命に、経済的に何不自由なく私を育ててくれましたが、両親の私に対する決めつけや支配で「私がダメな子だから叱られるんだ」「ありのままの自分は愛されない」と思うようになりました。
私は次第に、心から湧き出る自分らしい感情を抑えて、「人に受け入れられる子でいよう!」と思うようになりました。
「どうしたら両親に認めてもらえるのか?」「人から評価してもらうには?」そんなことばかり考えるようになりました。
❝人気者になる方法❞を雑誌で見かけては、その通りに振舞ってみたり、自分のネガティブさを必死で隠すように「誰とでも仲良くなれる陽キャ」を演じてみたりしました。
成績が良い同級生が尊敬されているのを見たら、テストで良い点を取って「自分は優秀だ」と思おうとしました。学級委員や部活の役職に立候補して「自分は人に役に立てる人だ」と思おうとしましたが、本当の自分と全く違うので、帰宅すると倒れ込むように疲れが出ました。
本当は静かに一人でいるのが好きなのに、「人から馬鹿にされて、受け入れてもらえない自分」でいることが怖くて仕方なかったんです。
社会人でウツ状態に
大学卒業後に就職した会社は、当時学生に大人気だった外資メーカーで、私は高い倍率をくぐり抜けて入社できたことが誇りでした。
「難関を突破する」ことが目標になっていた私は、社会人として働く意図が曖昧で、学生時代のように「優秀な社員であろう」としましたが、それが全ての間違いの始まりでした。
配属先の部署は半年~1年で人が入れ替わるような過酷な環境で、今でこそパワハラ、モラハラという言葉がありますが、当時は『崖から突き落とされても這い上がれ』という社風が一般的だったように思います。
私はそれまでの人生を人の顔色を伺って空気を読んで生きてきた上に、精神的な未熟さも重なって、ストレスから入社半年で体重が10キロ減り、ひどい下痢とうつ状態で休職と復職を繰り返すことになりました。
幸せなはずの結婚生活と買い物中毒
幸いなことに、最愛の夫と出会えたことで鬱状態が少しずつ寛解に向かいましたが、結婚と共に東京から地方に移住をしたことに強い不安を感じました。
夫が、義理両親が経営する会社の後継者だったことで、嫁としての無意識のプレッシャー、そして慣れない土地での子育てストレスから買い物中毒になってしまったのです。
夫の収入は平均よりだいぶ高く、私は主婦としてゆったり幸せに暮らすつもりでした。
しかし、実際にはどんなにお金があっても常に「何か足りない」と焦燥感があり、何を買っても満たされず、不安が増しました。1つ買ったら、「次に足りないものは・・・」と探すのです。
自分より裕福なママ友に張り合うようにパールのネックレスや洋服や靴を買い、自宅を訪れるゲストに見せる為の高価な工芸品などに数百万円を浪費。
見栄を張るために高級なお取り寄せ品を配ったりもしました。
毎晩子供が寝た後に何時間もネットショッピングに費やし頭痛がするほどでしたが、やめられませんでした。
ママ友の子どもの利発さを目の当たりにして焦り、自分の子どもに厳しく当たったこともありました。本当にひどい母親でした。
そして、ストレスにより歯の食いしばりが悪化して歯にヒビが入ったり、自律神経が乱れて耳が詰まり、円形脱毛症を繰り返すようになったりしてしまったのです。
心の叫びが教えてくれた本当の幸せ
しかし、ついにある時、「もうこんな自分をやめたい!」と心の奥底が叫び声をあげたのです。
何もかも嫌になり、全てを捨てて逃げたくなりました。
それから、ヨガや瞑想、捨て活、ミニマリズム、仏教、脳科学、社会学、老子、哲学、引き寄せの法則を始めとするスピリチュアルなど数えきれないほどの自己啓発本を読み漁り、「自分の問題は何だろう?」「本当の幸せとは?」と自問自答を繰り返しました。
そして、マインドフルネスに出会って約2ヶ月ほど経った頃でしょうか。
「本当の幸せは自分の中にある」という、たった一つの答えに気づけたことで人生が激変しました。
それからは階段を駆け上がるように人生が幸せに満ちるようになりました。
- 寛解状態だった鬱が「完治した」と確信できた
- 「HSPだから」と言い訳しなくなった
- 怒りが激減した
- 自分を愛せるようになった
- 不安が消え、活力が増えた
- 物欲が激減した
- 落ち込みからの復活スピードが速くなった
- 子どものありのままを受け入れられるようになった
現在は色々あって夫の収入が半減してしまいました。
ユニクロは高級品、外食もままならない日々を送っています。
でも、それでも、今まで生きてきた中で一番幸せで、これからも幸せが続き、もっと幸せになれると信じられます。
マインドフルネスで本当の幸せを
マインドフルネスはあたたの心の本当の姿に気づく旅路です。
シンプルなマインドフルネスで脳を鎮めることで、直感が冴えて幸せ感度が上がり、感情の起伏が穏やかになります。
このブログではマインドフルネスのやり方だけでなく、生きやすくなるヒントや私の体験談をご紹介していきたいと思います。
失敗も沢山しましたが、今も、これからも、幸せです。
こんな私でも変われたのです。そして、更に良い方へと変わっていけます。
あなたも本当の幸せを体感することができるはずです!一緒にやってみましょう!

ゆみ 一般社団法人マインドフルネス瞑想協会認定講師
慶応義塾大学卒業。外資メーカー、鉄鋼会社で経理財務を経験。20代で経験した鬱状態により元々低かった自己肯定感が完全消滅。更に結婚後、出産育児により「自分は何のために生きるのか」を模索して苦しむようになった。40歳の時にマインドフルネスに出会い2ヶ月で効果を実感、「生きている」「自分がある」という確かな実感を得られるようになり生きづらさが激減。マインドフルネス講師として活動するに至る。
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